少年よ その翼で 何があっても飛び続けなさい
その 羽根を 決して たたんではならない

少女よ その美しいブ−ケを 道行く疲れた人に 差し出しなさい
その 両手を 断じて 閉じてはならない 
                                                                                                                                       
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            はにかんだ君の しぐさと
           おそるおそる僕の指をつかんだ
           細い指しか 覚えていません。
              でも それだけを 掌に しまって
              走ってきました。
              明日からも・・・・・

 

 

 

忘れもの

  きのう  
      君が見せた大粒の涙より
     僕を 狼狽させる 
          ペアのテイ-カップ
     
   君の 忘れもの・・・・・

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                 写真

               テニス・ウエアでこちらを見ている 君 の写真
       今朝、 時効になったパスポ−トから 
                               ひらり と 落ちました。  

 

 

 

 

                              白いTシャツにある あの日の君の残像と 

              君からの 果物籠いっぱいの 絵葉書と

              真夏の夜を逃げ出して観た映画の 半券

              こんなものの すべてを

              たった今  枯葉と一緒に 燃やしました

              目に沁みる煙のせいで

              思わず涙が零れ落ちて

              灰になってからも 涙は止まりませんでした

              それから



              それから

              声をあげて  泣きました 

           

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雨・ワイパ-

          シ−トベルトの ふたりの前で

          ワイパ−だけが 繰り返し 小さな泣き声をあげる

      「いやな天気ね。」 と いう 君

         君を いつまでも 傍に 居させたい僕は

      「そうだね。」 と 云っては

                     降り続く雨に 感謝している 

 

 

 

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酔い潰れまいと  歌い潰れる

            「」「君を忘れないロ−ド」「22歳の別れ

                             「夢一夜」「I Love You

                            モニタ−に妖艶な裸婦の画像

                               突然  君を思い出す

                                      声が 裏返る

                                「心もよう」が歌えない

 

 

 

 

水溜り

           別れよう  って 云ったのも
        すれ違うときに 傘で 顔を隠したのも
        ずぶ濡れの 子猫と 一緒に泣いたのも
         水色の季節

               
     君が遠ざかって行く 
        僕は わざと 水溜りを歩く
         水色の季節は 涙色の季節
                                        水色は 涙色じゃない

 

 


2月14日

まあるい
ちょっと厚ぼったい
でも 見事な二重の瞳

まあるい
ちょっと低めの
でも 愛くるしい鼻

まあるい
ちょっと尖らせてた
でも 誘惑してる唇

まあるい
ちょっと崩れかけそうな
トリュフ・チョコを眺めて
つい 想い出した
君のこと 

あれは いつだったろうか
最後の 二人の

2月14日
                       

 

 

   君の姿が 小さくなって

「わかってる、全部わかってるから・…。」
涙で歪みはじめた君の顔に
ついさっき用意した言葉
「最初から、好きじゃなかった。」
ふるえる唇で 応えた僕

最上の… 極上の 嘘は
今夜の僕らには どうしても どうしても必要
「ぜんぶ、わかってる…から。」
今度は僕が言う

おもいっきり 抱きしめたい  もう一度 
おもいっきり

でも  君の泣き顔をドアミラ−で見ながら
アクセルを踏む
月の光の下で 君の姿が 小さくなって
二度と逢うことのない 君の姿が 小さくなって

もう  見えないくらいになって

大声あげて 泣きました
                                         

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      恋のモ−ド

    君の  ファンクションスイッチで

モ−ド切り替えを やってくれないか

ボ−イッシュな ショ-トパンツは シックな ロングスカ-トに

お喋りな少女はやめて  そうそう オウドリ-・ヘップパ-ンみたいに

ピンクのル-ジュは 深紅いろに

シャワ−を浴びずに 二人でバスタブの中で

赤川次郎じゃなくって  浅田次郎に

ピックアップトラックを降りて 濃紺のセダンに


さあさあ 急いで

恋のモ−ドに 切り替えてくれ 
  

 


 

                       手のひら

                    汗が一緒になった涙と
         「どうして」を繰り返す僕の顔に
         手のひらを 押し当てながら
         「泣くなんて ずるいよ。」と言った
         
          涙声の君がいた 最後の夏
         今も 忘れない 

 

 

      約束


  初めて見る 
    君のワンピ−ス姿
  本当は みんなにも見せて  
    自慢したいけど

   「できない」

    君との約束   だから

 

 

 

 

          君の笑顔に 逢いたくて

君が 駆け抜けたのは 星屑の河
僕は 泳ぎ追いつけなくって

君が 翔んだのは 虹の懸かる空
僕は 掴み見る事も出来なくって

この夜空の 何処にいますか
この星空の 何処にいますか

君が壊れるくらい 抱きしめたくって
君のあふれる涙に 頬ずりしたくって

君が 駆け抜けたのは 星屑の河
君が 翔んだのは 虹の懸かる空

僕は 


君の笑顔に 逢いたくて

       

 

 

 


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覚えていますか

ちいさな  ほんとに ちいさな     

そんな手に おそるおそる 触れたのは

中学生の運動会での フォ−クダンスのとき以来


艶やかな ほんとに 艶やかな

そんな唇に おそるおそる 接吻したのは

22歳の誕生日に 映画を観にいった帰り道


覚え
ていますか

覚えていますか・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

僕らは

君の見る草原と
その彼方にある海

そう その全てが
君が 時には愛しまた憎んだ者達

そう その全ては
君の 健気で愛くるしい心のさま

僕らは守ってみせる
僕らみん
なで守ってみせる

僕らは
君を
好きだから

が好きだから……

 

                          僕らは
                          君を
好きだから 

                 

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