僕は 夜 ルビコンを渡るから

 君は 今夜 天の川を渡ってくれない                                                                         戻る

 

 

愛の

109002.gif (26602 バイト)  

 

 

       

恋しい  抱きたいと思う

苦しいくらい 息も出来ぬほど


     この人のためなら 地獄に落ちてもいい、と・・・
   
     それを常識知らずとも無鉄砲ともふしだらとも云われようが


       どろどろのドラマを演じる そんな自分がいる―――――

   

    


   

 

 もう一度、手をのばせば届きそうな中に    cocktail01.gif (1694 バイト)
      
    ほんの少しだけ、のばすだけ、の中に君がいて
      
    それでも ゴロリと横になってしまう僕は
      
          土曜の朝の
      
                  けだるさのせいにする。
            
        逢えない日が続くと それは
            
   ふたりが 老いてゆくことだと解っていながら
            
    もどかしさと 諦めのはざ間で
            
         これも理性、と 
                                                
                    いい聞かせている自分が
            
       やっぱり 今朝も、  ここにいる。
 

 

 

 

      cocktail05.gif (1649 バイト)  もっと 降ってくれないか

        君のためにも  

        僕のためにも 

        
        「洗い流してくれ」なんて キザは云わない

        「雨が降ったら 逢わない」と約束したから


        疲れた訳ではなく 面倒になったのでもない

                                
         いつのまにか 自分のことだけを 言い放つ

        それだけの二人だもの

         いつからか 他人の噂話だけを 話しつづける

        そんな二人だもの


         その後は 求め合うだけ

        これを 愛とは云わない

        こんなの 恋とは 云えない


        もっと降ってくれ

        ああ 雨よ 

        いつまでも 降りつづけ 

 

 

 

 

                  0115h07.jpg (2729 バイト)

 

     素っ裸になるのが恥ずかしいくらいに

   染みついたり 作りあげたり 抜け落ちたり

     
それでも   平静を装い  丸め 纏い続けてきたもの


   そんな 己の日常的な流れを超えて

   体臭を誤魔化そうと 安物の香水をふり散らし

   醜く弛んだ 皺だらけの 渇いた体を

   あたかも 蘇生させた!と言いくるめながら


   地獄に落ちようが 堕落したと悪口されようとも

   お前の乳房で 眠ってみたい


   お前の全てを抱きかかえ

   この か細い体で突き抜けたい

   壊してみたいのだよ


   壊れてしまいたいのだよ

 

 

 

coffee2.gif (929 バイト)

今朝の空気は
どうしてこんなに
甘酸っぱい

乱れたシ−ツの
その中で
乱れる吐息と
残り香で

いのちの限り
愛しなさい

LOVE   OR   NOTHING・・・

哀しいけれど これしかない
ほんとの 愛は こんなもの

中途半端は あり得ない

 

 

 

 

                      iconkutu.gif (969 バイト)  もう こんな時間
                                              
                                    そう 君は シンデレラ
                              
                                 ・・・・・君は 小じわの シンデレラ
                           
                「
久しぶりだわ」といわれて  「うん
      
                   いつもの俺なら「
オ−。」というのに
   
                  それで 

                     もう こんな時間
                               
                             
              「
今度はいつ会える?」
                               
                                                      「・・・・・
うん。」
                               
                                                     返事などできるはずがない

                        君も  僕、、、、   俺だって

 

 

           109030.jpg (15259 バイト)  

   笑顔がいい
        君の笑顔がとてもいい 
   
  白いシ−ツの波打つ中で
      涙といっしょに見せる
       君の笑顔がとてもいい
   
・・「好きだった、
ホントだよ。」
  

   と、最後の笑顔で 
 
          君がいう      

 

 

 

 

art41.gif (18555 バイト)

白い かたちの良い
 
弾むような

そんな
君の乳房に 

今夜は触れてみたいと思った


待ち伏せて
顔を会わせられたら

何も喋らず
微笑みもせず


いきなり
抱いてみようと思うので

君は

最後まで黙っていて欲しい


そう 思った




 

            119043.jpg (30452 バイト)

「ちょっと、酔っ払ったかな。」
「私も・・・・・・。 大丈夫? 帰れるの?」
「帰らんわけにはいかんだろ・・・・。」
「う、うん。  明日、仕事だしね。」
「いや、仕事はいいんだけどさ。・・・・。」

次の言葉を 口に出せぬ僕と
なまめかしい姿態で 責める瞳の君に

宴の後は 哀しすぎる

 

あぐらを外そうと 伸ばした脚が
君の 膝をかすめた

「こら、エッチ。」と 唇を尖らして
片目を瞑った君

無性に 抱きしめたい衝動と
大人の男ぶりたい下心とが
熱めの酒で膨らみだす

「やっぱり 掘り炬燵の方がよかったね。」
「ふ-ん。」
「個室でね。」
「へエ-ん。」
いたずらっぽい目で 返事する君
「違う、違う。 これで 雪でも降れば、さ。」

「抱きたい?んだ。 でしょ?」
返事に窮した僕は やっと逆襲する

「じゃ、おまえは?」


いつかは別れることになる
いつまで一緒でいられるというのか
「別れたい。」って
先に言い出すのは 間違いなく 君のはず

雪明りの中の
小さな割烹やの 小部屋の二人

見てみぬ振りをしてくれるのは
先ほどからの
湿っぽい 雪だけ

 

 

 

 

                      誰の歌だったろうか・・…、

         “目を開けて 最初に君を見たい。

           目を閉じる 最期の間際に

            君を見たい。”――――と。


        自分の想い  生きること

         ――の 始まりと最後に見るのが、

          君だったらいい。

          こんな歌を 歌いたいと 思う。

            そんな君に逢いたいと思う。

 

 

7.gif (10142 バイト)

       雨は 夜更け過ぎに
 
   雪へと 変わるだろう・・・・ 

ワイパ−が 振り払おうとしてるのが
雨から 霙になる
「ピッタリだ・・・、達郎さんの。」
君は 運転中の僕の 左頬に
「ちゅっ。」と わざと 声を出して
薄いキスを する。

いつからか 汗ばんでいる額に気づいて
ほんの少し 窓を開ける
「寒くないよね。」
「うん、 今日は 煙草はもうやめよ。 ねっ。」
「う、うん。」
訳など聞かない。
黙り込んだ二人の目の前で
霙が 白い粉に変わっていくのを
クルマのライトが 映し出す。


君が 狂おしげに掴んだ 僕の髪、
自ら揺らせた 真っ白い若い乳房。

そのあと見せた 涙の 理由を
僕が 知らないはずもない。

 

 

 

                     何度も 繰り返し

                強く 思いっきり

               抱かれ続けたから



             
      あなたの形

                  あなたと同じ形に なった


            
           わたしの 

             
        心も 体も

          
     
   ―――――と 君が笑う

 

 

 

 

                 遅れて バスル−ムから出てきた 君は

        少女の顔して 嬉しそうに
        
        「… ほら  秋バ−ジョン

        乳房の 少し上を 指でさす


        僕が つけた?
       
        
モミジそっくり の キスマ−ク

        僕は  …・・ momiji0.gif (1481 バイト)色 に なる

        

 

 

 

 

なんとかして逢いたいと思う夜に

思い浮かべるのは

君の

声でも笑顔でもなくて

肉の硬さや肌の温度だったり

髪の匂いだけだったりするのは

哀しい

 

そんな自分が


ああ ほんとうに哀しいのです

 

 

 

 

 

昼間の眩い陽射しが 
嘘になってしまう夕暮れ

愛嬌を振りまいていた君が 
その笑顔を
コ−トの襟で
隠して 走り去る夕暮れ


これから始まるとてつもなく長い冬の夜
僕の想いも豹変する

未だ触れてもみない
紅の唇 艶やかな白い乳房
僕を
蕩けさせるだろう絹の肌と桃色の花弁

この茫洋とした闇の中の卑猥な己と
きっと 明日も朝もやの中で
君の前で
照れ笑いするだろう自分は
いったい 何者なんだ

男は
冬が苦手なのかも知れない

 

 

 

 

 

 

 

 

               
               
 
誰かのために  泣いたことありますか

    109028.jpg (15831 バイト)   戻る