生きる005466.gif (2612 バイト)                                                                                                                                  戻る

こんなに 朝の空気が 透き通って
こんなに 淡い青空が 広がるときは
誰かに声を掛けたくなる

少年よ その翼で 何があっても飛び続けなさい
その 羽根を 決して たたんではならない

少女よ その美しいブ−ケを道行く疲れた人に差し出しなさい
その 両手を 断じて 閉じてはならない

嬉しいから 悲しいから 楽しいから   辛かったから

だから 詩が描けた

だから これからも 生きて生きて
生き抜いていける

こんなに 空が 優しいときは
こんなに 星が 微笑むときは

自分一人で 起ち上がれるから

きっと 誰かの 手を引っ張ってあげられる 

 

 

   

             18.gif (11577 バイト) いつもの 輝く君がいる


    きっと 口惜しかったんだね
    細い肩が ふるえてた
   ほんとは 泣きたかったんだね
    噛んだ唇が ゆがんでた 
  でも、
  あいつを睨みつけた 大きな瞳が
  ボクに微笑んだ時
  いつもの 健気な君がいた

       きっと 走り出したいんだね
        零れ落ちた最後の涙が 輝いた
       ほんとは 叫びたいんだね
       「一人で やっていける」って
 もう、
 いつもの 輝く君がいる           
                 

 

 

      a057.jpg (10325 バイト) おまえは いったい

      おまえは いったい
      どうしようとしてるんだ
         
       どんな時にも 笑顔をふりまき
       どんなことにも「はい」と言う

       我慢も 気配りも 
       ついには思いやりさえも 捨てていい
             
      だから 全力で駆けてくれ
             
      息をはずませたまま 話してくれ

       もう一人の自分が
       甘い言葉で ささやきかける
       「そんなに 肩肘張らずに」と

            
     ドアを開ければ どしゃぶりだと わかっていても
           
     ぶ厚い灰色の雲が 刻一刻と 近づいてこようと

       ひとたび決めた道なのだから

     いのちの限り 汗を流して 駆けていけ

 

 

この地球も
彼方の星からは
同じように 輝き
神秘の瞬きを
みせているのだろうか

天空に夢を
散りばめているのだろうか
少年に夢を
見させてあげているのだろうか

素敵に夜空を飾っておくれ
僕らの住む この星 地球

                         

 

 

9.gif (7078 バイト) この空の青さの向こうに

            この空の青さの向こうに

    僕の いのちの 形があるように思える

    どこまでも深く

    いつまでも続く

    限りなく広く 見えぬほど高くに

    僕の知らなかった

     本当の 僕の

    いのちの 姿が きっとある と 思う

 

 AB001.jpg (7088 バイト) 雲だけが  頷いてくれた

              老人と海 と・・・

                   灼熱の 大海原で

      不気味な夜の 帳の中で

      手足を 血だらけにして

      仇敵のカジキマグロを 仕留めた 老人

      やっと我が手の中に収めた 獲物   

      「老人と海」は 

      その老人が 港にたどり着いたときには

      獲物は 無残にも形を留めぬほど

      食いちぎられていた という 人間の

      戦うことの 虚しさ   「神はどこにいるのか」を

      ヘミングウエイが 描いたもの

      遠くの 全知全能の 神などいない

      あるのは

      わが身自身    その中に宿るのも

      わが身自身

      そしてそれは 「神」などよりも 

      智慧も 力も 情もある

      自らが 取り出せぬ その わが身自身を

      もどかしく   時には 手足をバタつかせながら

       日々、月々と 

      我らが人生は 過ぎていくのか 


       初夏の 

       風が きこえる

       太陽が つきささる

       いき場もなく 白く漂う 

               声をひそめた

       雲だけが

       
               頷いてくれた  

      

 

       19.gif (13109 バイト) 雨の中で

                     ワイシャツの ボタンをはずす

           雨の 落ちてくるほうに 口をあける

           顔が 髪が 首筋が

           濡れる

            ずいぶん昔に ヒ−ロ−が 

                   こんなポ−ズをしていた映画を 思い出す

              今は この俺が ヒ−ロ−だ と 思いたい

          うまくいかぬ仕事  恋  健康  

          それでも 男っぽく 生きたいと思う証として

          負け犬でなく ヒ−ロ−だと信じてる証として

          雨の中に 立ち続ける

            
         
いつのまにか

           雨でないものが  瞳に 溜まっている 

 

 

硬く冷たくなった轍

躓きそうになって

自分を取り戻す


さっき口に出した言葉が

こんなに苦くなるなんて

それでも

手はポケットに入れたまま


きっと 俺は醜いかっこうしてる

それでも

手はポケットから出てこない

WHT004.jpg (6925 バイト)

           『雪山飛狐』の胡斐と苗若蘭、『翔べ麒麟』の藤原真幸と
           李春いや劉小秋、この二つのロマンを 続けざまに味わった。
      かって、やるせない感動にため息をもらした『宮本武蔵』の
     武蔵とお通の 宿命的すれ違いを反転、甦らせて。
           
     こんなにも 淡く、甘く、切ない 巡り会いと別離が
           あるものなのか。と、
          
        “人生は劇の如し”という。
        どう演ずるか、だけだ という。
        ならば、波瀾万丈もよし、淡々と粛々とでもよし、
                 平々凡々もよし、
           
          ただ、胡斐と若蘭、真幸と小秋のような
         あどけなくとも 命を削るロマンを
         おのれの中の 大舞台で
         死にもの狂いで 演じてみたいものだ。とも、想う。

 

bge60.jpg (9511 バイト)  秋の星 ひとつ 増えちまったよ


    「秋になれば また、出かけてくるから。」

  そういった君の兄上から届いた
  「幸せな生涯でした・・・きっと、どこかの空から・・・」
  こんな幕開け――― 秋の夜空
  
  おまえは何処にいる
  あの 星か
  その 星なのか

  「いつ死んだって、おかしくない年代さ。」
  それは  生き抜いてやる――という
  おまえの自信と 情熱だっただろ

  無念だったかい

  なああ
  おまえは何処にいる
  残されたおまえの家族は
  知ってるのかい

  俺の好きなはずの 秋の星が 
  今夜は いやに冷たく輝る

  おまえも好きだった 秋の星
  おまえが そいつになろうってかい


  俺たちの好きな 秋の星

  ひとつ 増えちまったよ

 

 

 

27.gif (11910 バイト) 風よ もっと強く

あの子の想いを運ぶために 風よ もっと強く 吹け

だって あの子の声 小さいのだから

だって あの子の祈り 重いのだから

だって あの子の願い 大きいのだから

あの子の想いを運ぶために もっともっと風よ 吹け

僕に 届くように

       

聞こえるよ  君の声

感じるよ   君の祈り

知ってるよ  君の願い


頬にあたる 心地よい 風が

僕に 届けてくれたん

 

 

017226.gif (854 バイト)    自分の道

  理不尽さ、狡猾さの見え隠れする中で
 疲れ、憎み、散漫になることもあった
 それでも それであっても
 自分を失いたくはなかった。

 

どんなに深い雪があろうとも
やがて とけていくだろうし

どれほど寒い日があっても
いつかは 春になる から

    現実から逃げようとも思わない
    現実離れした夢など追わない

 

ただ 誰がなんと言おうが
自分の道は

自分で決めた道は
歩いてみせる

きっと
最後に

ニッコリ笑ってみせる から

 

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